付帯部の「軒天」って?
外装塗装の見積もりが出てきた際に、
「付帯部」項目の中に「軒天(のきてん)」という項目が出てきたことはないでしょうか。
今回は「軒天」についてのお話です。
軒天とは
軒天とは、屋根が外壁より外に張り出した部分の、天井裏部分のことです。
他にも「軒天井」「軒裏」などと呼ばれたりもします。
軒天の役割としては大きく以下の3つが挙げられます。
・屋根の垂木や野地板を隠す外観上の役割
・不燃材を使用し、火事の際に屋根裏の延焼を減少、防止する安全面での役割
・有孔板(多数の穴が開いている板)や換気口から空気を入れ天井裏の結露やカビを防止する換気の役割
軒天の施工例
軒天は一見見過ごされがちな場所ですが、
逆に来客の目にも止まりやすい場所であり、住宅の美観を左右することがあります。
弊社での軒天施工の一部をご紹介します。
下記はいずれも外壁塗装の際にまとめて施工をした例です。
・塗装剥がれ
・汚れ
・割れ
新しい板に取り替えたのち、塗装を行いました。
軒天の塗装は外壁塗装と一緒に
軒天は高所の作業になるため足場が必要になるため、DIYでの作業はお勧めしません。
足場を立てる費用を考えると、約10年に1回の外壁メンテナンス時にまとめて塗装をしてしまうことをお勧めします。
見積もりの際に「付帯部 軒天」を入れておくことがほとんどですので、
「ああ、ここを塗装するんだな」ということを覚えておいていただければ幸いです。
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