住宅の屋根の種類、メンテナンス
住宅の屋根は、普段見えているようでみえない箇所が多い部分です。
また高所ですので、自分でチェック、修繕というのは危険を伴うのでお勧めできません。
じゃあどうすればいいの?
是非、外壁のメンテナンスを行うときに、屋根も同時に専門業者にチェックをお願いしてください。
定期的なメンテナンスは耐久性が長持ちし、毎回の費用が安く抑えられ、工事期間も短くなります。
当社にお任せいただければ、屋根の種類にあったメンテナンスの方法をご提案してまいります。
さて、その「屋根の種類」ですが。
見積もりの中に聞いたことがない用語が出てくることがあるかと思いますので、簡単に説明をしたいと思います。
スレート
スレートは、代表的な屋根材のひとつです。
「カラーベスト」「コロニアル」という名称で呼ばれることもありますが、これはメーカーの商品名が一般に定着したものです。
見た目がスタイリッシュで低コストなため、近年では多く採用されています。
原料はセメントですが、セメント自体には実は防水性がないため、工場出荷時には表面を塗装した状態で出荷されている屋根材です。
メンテナンス時期の判断方法としては、
苔や藻の発生
色落ち
塗膜の剥離
ひび割れ、欠けめくれなど
経年変化により表面の塗膜が風化し、色褪せなどで美観が損なわれますので、素材の劣化を防ぐために、定期的な塗装の塗り替えが必要です。
金属屋根
金属屋根とは、金属素材でできた屋根材の総称です。
金属系の屋根材にもいくつか種類があります。
・トタン(亜鉛メッキ鋼板)
・ガルバリウム鋼板
・ステンレス
・銅板
・ジンカリウム鋼板
などなど
金属素材は加工がしやすいため、バリエーションが豊かなことが特徴です。
屋根が塗装されている場合は、塗装の状態を定期的に点検する必要があります。部分的なふくれ、サビが見えたら、塗り替えが必要です。
瓦屋根
和風建築に多く取り入れらえる瓦でできた屋根の総称です。
瓦の材料によって種類がいくつかあります。
・粘土系瓦-塗装の必要なし
粘土を焼き上げて作っているい「いぶし瓦」「無釉瓦」「陶器瓦」等は基本的に塗装メンテナンスは必要ありません。
ですが、ひび割れ、抜け落ちそのほか周囲の部分については定期的なチェックが必要です。
・セメント系瓦-塗装の必要アリ
セメント系瓦にには、「セメント瓦」や「モニエル瓦」があります。
セメント自体に防水性がありませんので塗装が必要です。
ヨーロッパ発祥の瓦ですので、和瓦と見比べてみれば違いが判ると思います。
屋根のチェックは業者に任せて!
何度も繰り返しますが、
屋根のDIYは危険と隣り合わせですので、ぜひ専門業者にご相談ください。
慣れている職人でも足場を組むくことで安全を確保していますが、それでも毎年全国で何件かの落下事故が起きています。
足を滑らせたり、屋根を踏み抜いたり。
運よく、事故のないまま作業ができたとしても、
屋根に乗ることで瓦がずれたり、見えないところでひび割れたり、
正しい工法での修繕ができないまま何年も放置してよけいにひどくなったり・・・
「ちょっとのことだから大丈夫」
と思わずに、ぜひ当社にご連絡ください。
現場を確認し、最適なメンテナンス方法をご提案いたします。
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